memory-2021のブログ

寄り道脱線系ブログです。

千里同風について

千里同風、先日岸田首相がバイデン大統領をもてなされた八芳園でのお茶席の掛け軸に書かれていた論語です。遠くから離れていても心は通じ合ってるなどと解釈されてました。日米関係においてかくありたいと。

千里の間に同じ風が吹いてる、彼の地が平和であればこの地も平和である、その逆もありうる、つまり彼の地が戦争中であるならこの地もまた戦争中であると戦況の地に思いを馳せてみました。

岸田夫人がお茶を点てておもてなしをされたニュースも見ました。夫人は裏千家の茶道を嗜まれてるそうでお着物姿もお美しかったです。

お点前は御園棚でなさってたように見えたのですが。立礼のお席もやはりいいですね。

正座が辛い外国人や高齢者をもてなすには立礼を活用すべきですね。

ちなみに掛け軸には玄室と書かれてました。

素晴らしいお軸でした。

玄室とは前お家元鵬雲斎大宗匠のことです。

戦時中の特攻隊の生き残りとして有名な方ですが現在99才で益々お元気にご活躍されてます。

そのお姿を裏千家の冊子でいつも拝見するのですがお茶の効用ってあるんだなとしみじみ思います。


すみません、今日は写真無しです。

×

非ログインユーザーとして返信する