memory-2021のブログ

寄り道脱線系ブログです。

板谷波山展に行く

昨夜の天体ショーは綺麗でした。

赤く色づいたお月様がどんどん欠けて行くのを双眼鏡を持ち出し眺めていました。

今回以前の皆既月食は信長の時代で、またこの次は三百何十年後かだとか。その頃に、昔令和と言う時代があった時に見られましたなんて事をニュースで言うのかな、なんて想像してみました。

今日はまた歩きながら泉屋博古館に“板谷波山展〟を見に行きました。今日も一万歩超えました。

波山の陶芸展は素晴らしかったのひと言に尽きます。

美術館はまた禁止されていて写真が撮れないので説明下手な私にはうまく言えそうになく💦

取り敢えずこのパンフを見て下さい。

明治生まれの人の陶芸とは思えない斬新さがあります。しかも美術学校に入った時は陶芸科がなかったので彫刻科に入ったそうで、香炉の蓋の繊細な技巧にはそれがまた活きていました。

花瓶はもとより香炉、天目茶碗など全てが今の時代にも新しく見える作風でした。

作品が気に入らないとどんどん割って行ったそうです。奥さんが割らずに何とか修正して売ってお金に換えて下さいと、食べる物にも困り頼みこんでも、いつかそれが明るみに出て波山はこんな物を作ったと言われるのは嫌と、やはり割ってしまったそうです。その時奥さんは泣いてしかしきっぱりと諦めたそうですが、私には出来るかな、なんて考えてしまいました。子どもが五、六人いて食べる物に困るって、本当に困りますよね。💦

夏の頃だったか出光美術館でも、今年は板谷波山生誕150年だそうですから、波山の陶芸展があったのをチケットがありながら忙しくて行けなかったのが今更ながらに悔やまれます。代わりにYouTubeで作品を見てみましたが出光佐三氏の選択眼も素晴らしいです。


良いものを見て幸せを感じました。

良いものと言えば、今朝NHKの朝イチで紹介されていた「おひとりさまは幸せ?年金五万やりくり術」に出てらした紫苑さんと言う女性の方の暮らしぶりに勇気付けられました。

私が茶道にはまって着物を着るようになり着物ブログを徘徊して知った着物ブロガーが紫苑さんでした。今日は着物の話しは出てませんでしたが、帯も手作りしてしまう器用な方です。

私も彼女を倣って節約して暮らそうとまた刺激を受けました。


泉屋博古館を出でホテルオークラの庭先を歩いて珍しい花を見つけました。調べてみたらセンナバイカプスラリス。

紫陽花がドライフラワーになりいい色になってました。綺麗。✨

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