百合と蝶とエッフェル塔とアスリートの涙と
暑中お見舞い申し上げます。
まさに今は大暑、猛暑酷暑の時期だと思う。
夏に百合は欠かせないと、春も終わり頃に球根を植えたら咲いた。近所のおうちでは蕊を取ってしまってるが、私は蕊も含めて鑑賞したいと思う。
何ちゃってガーデナーなので名称がわからず名無し?カサブランカではないのかなあ?
百合の花ははさすが清々しい美しさ。
本当はソバカスがある山百合が好き、あのクラクラする程の芳香が懐かしい。
綺麗な蝶々が、蝶々が庭に来てくれるとお母さんが来てくれたと思ってしまう。私は蝶にはなってないよと声が聞こえそうだけど。何でもいいから、お母さんに会いたいよ。
オリンピックを前にアマプラで見た映画。
エッフェル塔を造ったギュスタブ・エッフェルをロマン・デュラスが演じる。恋愛がらみにすると物語性が出るのは大河ドラマでもお馴染みだけど、どうも最近私はこの手の小説手法が苦手でドキュメンタリーの方が好きかもと思いながらエッフェルの叶わぬ愛を見てしまった。
自分の部下たちのデザインを醜いと言ってしまうエッフェルの美意識は19世紀のオスマン大改造後のパリに合致するものだったのね。
見続けるうちにロマン・デュラスが堺雅人に見えて来てしまい思わずくすりと笑ってしまった。
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さてオリンピックを見るとしよう。
阿部詩がまさかの二回戦敗退。号泣する詩に会場がうた、ウタと詩コールしていてジーンとしてしまった。
アスリートの涙は美しい。
本当に純粋な涙だと思う。
目下試合が展開されてる高校球児たちも負けてしまうと滂沱の涙で球場の土の上に崩れ落ちて泣く。
男が泣くなと言われた時代もあったけどそんなの関係ね〜泣くだけ泣いてねと後押ししちゃう。
努力を積み重ねて来たからこそその悔しさは本物だなと思う。泣いてその悔しさをバネに次に繋げて欲しい。