ハマってしまったドラマ、贅沢の定義?
近所の庭先のジューンベリー。
花も綺麗、実も可愛いくて大好き。
庭に一本植えても良いかもと毎年思っている。
昨年のパリ旅行の余韻に浸りたくてNetflixで「Emily in Pars」を見始めたところ何だかチャラチャラした映画に思えて見るのをやめてしまいました。
それから暫くしてやはりパリの景色だけでも見ようと思い見始めたら、何とはまってしまいました。
SATCをヒットさせた名プロデューサーのダレン・スターが手掛けた、シカゴからパリに転勤した若い女性の仕事や恋愛や友情などに一喜一憂するドラマです。
しかしながら二十代と思われる若い勤め人の女の子が次々とシャネルやオートクチュールを纏うなんてあり得ない、パリで仕事をするなら会議も同僚との会話もフランス語をメインにしないなんてあり得ないなど突っ込みどころは沢山あるのですが、ま、ドラマもファンタジーの一種なのだからと胸を撫で下ろしたりして見ていました。
そのあり得なさを補って余りあるひとつがEmily役のリリー・コリンズの愛らしさと、仕事で見せるどんな時でもポジティブ思考で前向いてるところです。リリー・コリンズはあのフィル・コリンズの娘なんですね。(あまりお父さんには似てなそうな?)
パリのアメリカ人はフランス人同僚から全くの塩対応を受けたり、仕事で失敗したり、恋に敗れたりのドラマシーズン4まで全40話でした。
コケティッシュでオードリー・ヘプバーンをちょっと彷彿とさせるエミリーがどんな局面でも健気に対処していく姿が可愛くて見続けた理由かも知れない。
更にもうひとつ補って余りあるのがパリの名所旧跡や俯瞰された市街地の景色、更にジベルニーやローマまでも見せてくれます。
美食、最先端のファッション、美しい景色など豪華なドラマでしたが、誰かのセリフに出て来たシャネルの言葉が記憶に残っています。
「贅沢とは必要の先にある必需品」
エミリーの上司のシルヴィは50代位の設定だけどビキニになるし、胸元がザックリ開いたドレスを着るわで、思わずやめて〜と言いたくなりましたが、そう言う事ではないのだと思いました。若くないからとか老いたからではないと言う事ですよね。✨
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我が家の庭にも梅花うつぎが咲いて来ました。
昨年夏に夫の姉の連れ合いが急逝し、この四月に夫の妹の連れ合いが倒れて入院していましたが回復叶わず逝去しました。
一年に満たない月日に二人がいなくなり、三人でゴルフをしたりしていた夫はその二人の真ん中の年齢である事もあり、かなりショックを受けていました。
梅花空木、純白は尊いなと思う。
70の坂はさほど辛くなかったが、80の坂を登るのは大変と、私の母や義母そして諸先輩方は皆んな口を揃えて言っていました。それが実感する日を先延ばしする為にも自分の生活と心と身体を正していく事だとしみじみ思うこの頃です。


