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寄り道脱線系ブログです。

パリ旅5️⃣最悪のAIRBと失敗続き

アムステルダムは序盤戦(何と戦うのか?ですが)ならパリは中盤戦です。

パリも暖かな晩秋だったようですが、着いた翌日は北風が冷たく冬が近い事を知らせてくれました。

パリの宿舎は、以前は夫が出張で利用していた2区のホテルだったのですが、今回は円安とパリのホテルの宿泊費の高騰に恐れおののき17区のAIRBに決めました。

ところがこれが最悪なAIRBでした。

まずエアコンが効かないので部屋が寒い、バスタブが無くシャワーだけなのを我慢して決めたはずなのにそのシャワーが温いお湯しか出ない、家電の使用説明書がない、その上洗濯乾燥機が最後まで働かないなどなど。

オーナーに連絡したがいい加減な回答しか返らず、2度3度クレームをつけたのにのらりくらりな態度に業を煮やした夫が最終宣告でAIRBに伝えたらやっとデロンギのヒーターを運び、エアコンを直して、洗濯機の使い方を指導に来たのはチャイニーズの女性でした。💦

洗濯乾燥機は一回は使えたのですが、乾燥だけ余分にしたくても水が流れてくる不思議さに諦め近所のコインランドリーに行く事にしました。💦散々なAIRBでしたが、かえって順調に進むよりも記憶に残る旅になっていますね。笑。あ、ベッドだけは枕もマットレスのクッション性も掛け布団もとても良く私好みではありました。

近所のモンソー公園で妹と。葉が黄色く色付いてます。

赤く色付く葉は日本ならではと聞いたのですが本当ですか。確かに赤がない?あったとしても色が薄い?

着いた次の日は日曜日でしたから、聖オーギュスタン教会の礼拝に行きました。クリスチャンではないのですが私たちのお約束です。

と言うのも、以前ブルゴーニュのワイナリーツアーに参加した時ディジョンの待ち合わせ場所に着くのが早過ぎてどうしようかと思案中教会の鐘が鳴るのに惹かれて行ってみたのですがそこはカトリックの立派な教会でした。その年はイースター礼拝がかなり遅くまであった年でその荘厳な礼拝に非常に感激したものでした。乳香が焚かれその煙と香りまでを今でも思い出しています。

同じ経験が出来ないかと思う旅の途中です。

さて今回の失敗第二弾を書きます。

教会から向かったのはブローニュの森の近くのマルモッタン・モネ美術館です。この美術館はモネの作品を所蔵している知る人ぞ知る美術館なのですが、予約してしまってから気が付いたのですが、私たちが行く日にはなんとモネの絵画50点は日本に行っており東京で展示中なのです。

(国立西洋美術館で開催中です。)

でもいいや、ベルト・モリゾがあるじゃないかと行きましたよ。紹介してしまいます。

Julie Manet et levrette/絵を描くポール・ゴビヤード


ルイーズ・リエスネールの肖像/可愛いマルセル

盆地の子供たち/湖のほとりにて


立葵

ブローニュの森 


ベルト・モリゾはエデュアール・マネのモデルとして知られてます。当時女性が絵を学ぶ為に学校に入る事が許されてなかったのでマネなどの絵を描くのを見て自力で学んだそうです。マネの弟と結婚して娘にも恵まれます。


*・゜゚・*:.。..。.:*・.。. .。.:*・゜゚・*


折しもオルセー美術館ではカイユボット展が開催中でしたが時間が取れず断念しました。オランジュリーはもういいと言う人もいるし、しかし妹はモネを見たかったようで気の毒な事をしてしまいました。

マルモッタンにあるカイユボットの一枚「パリの通り、雨」

カミーユ・ピサロの「雪、パリの大通り」


印象派は優しく女性好みかも知れませんが西洋絵画鑑賞の入り口には最適かも知れないと思います。(エラソーですみません)フランドル絵画を見てもまた印象派に戻ってみるとほっとします。


・:*+.\(( °ω° ))/.:+


更に失敗第三弾、マルモッタン美術館では騙し絵展を開いていたようですが、それを見ずに退出してしまいました。日本のように親切過ぎる案内に慣れてしまうと見逃し事件はまたありそうな気がしてなりません。💦

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