memory-2021のブログ

寄り道脱線系ブログです。

ハリソン・フォードとマッツ・ミケルセンと茅の輪くぐり

久しぶりにインディジョーンズの映画が公開されると聞いて楽しみに観に行きました。


リブログ2回目です。しゃんさんのブログからです。梅仕事に次いで映画もしゃんさんの跡を追う形になりました。ありがとう、しゃんさん。

ハリウッド映画は娯楽性たっぷりでCGは実にリアルで楽しめますが、やはり続きもの感は否めない。期待感が多過ぎたからか?私はちょっと違うと思ってしまった部分もありました。

ハリソン・フォードは寄る年並みには勝てず、高齢者ですがなかなか奮闘していました。

大学を定年退職したり、家庭の事情も抱えていたりで彼の現在は暗かったのですが最後はハッピーに。


私が感じた違和感は、6月26日からの週に日経新聞に載ってた記事、「略奪文化財の今」を読んだからだと思います。

かつての植民地時代に列強国や、ナチス暗躍時代にはヒトラーの命令により世界各国の美術品が集められ、結果何万点と言う(いや未だに行方がわからない文化財が数万点)文化財が自国を離れ散逸してしまいました。

ジョージ・クルーニーが監督主演をした映画「ミケランジェロプロジェクト」はベルギーブリュージュの教会の聖母子像をナチスから取り戻す作戦の映画で興味深く見たものでした。

近年ヨーロッパでは文化財を本国に返し戻そうと言う動きが活発化してるのだそうです。

と言う事は古代エジプトの墓を暴いたり、ローマやギリシャ、はたまた中近東などの文化財に触る事も問題視される事になりかねないのです。

インディジョーンズが最初に制作された時には出て来なかった問題です。野蛮な異教徒たちや金儲けの為に暗躍する連中から世界的な文化財を守る為に考古学者として闘うと言う構図だったはずだからですが、やはりそれを面白く映画の題材にしてしまう危うさは指摘されて然るべき世の中に変わって来ているのです。

私は「略奪文化財の今」の記事がもっと陽の目を見てほしいと願ってます。

このインディジョーンズ運命のダイヤルの中でナチスの科学者でインディに対抗する役で登場するマッツ・ミケルセン、007の映画の中でも悪役で登場して目から血を流すシーンが忘れられない。とても素敵な俳優さんです。


6月があっという間に過ぎてしまい今年も後半に差し掛かりました。

水無月は頂けませんでしたが、昨日の乃木神社には茅の輪くぐりが残ってました。八の字にくぐりました。

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