お別れの会に行って来ました。

別れは突然来ますが、お別れするには心の整理が必要です。コロナ禍にあっては寂しいお別ればかりでしたからお別れの会があり良かったです。

故人の写真周りに飾った花を帰りしなに皆んなで頂いて帰りました。

ブルー系ではなく黄花系のビタミンカラーは故人らしい色合いで素敵でした。

春の花は水を多く吸うので花瓶に入れてから水をたっぷりあげました。スイートピーが甘く香ります。

会場からの眺めが素晴らしかったです。

夫は献盃とその前にお言葉をと頼まれていて頭の中はそれでいっぱいだったようで、帯がきちんとしてるかどうか写真撮ってと頼んだのに心ここにあらずの写真が撮られていてそれが送られて来たのでした。💦

そのお言葉を述べる時に夫が涙ぐんでいたのが分かりハラハラしてしまった私でした。泣いて頭の中が真っ白になりはしないかと心配でした。が間をおいてからしっかりエピソードを挟んだりしてお話ししてました。

面白いのが故人は性善説を地でいくような方でしたが、反対に夫は性悪説タイプ、全て疑ってみるタイプです。その夫が涙もろい人と言うのが面白いのですが。

夫に頼めず、仕方ないから会場の洗面所に三面鏡があったので撮ってみました。紫の色無地ひとつ紋入りで、帯結びはまあまあぼちぼちの出来栄えでしたが何ということか、ハンドドライヤーに邪魔されました。笑。

今日は着物を着るには暑かったです。

今月末にあと一回、四月からは毎月一回勉強会があり着物を必ず着ねばならずですが、これからの暑さが思いやられます。

さてこの帯も季節も終わり、仕舞われてしまいます。

この花は辛夷か？花木蓮か？とどちらかと思いましたがどちらにも取れる花びらが描かれてました。

花びらの六枚が辛夷、九枚が花木蓮だそうです。