memory-2021のブログ

寄り道脱線系ブログです。

一日過ぎたら変わってたの♫

先日映画を見に行った時流れた予告映画「パリタクシー」。パリ市内が映し出されるのを見て必ず見に行きたくて、昨日都合算段つけて見に行きました。

92才の女性が高齢者施設に入る前にパリの街を走って欲しいとタクシーの運転手に頼み、走るタクシーの車窓から街並みを眺めながら自分の人生を語るのです。タクシーの運転手は免停寸前の心に屈託を抱えた無愛想な男。女性の話しを聞きながら彼女が暮らした街を通り、その人生に驚きながらいつしか彼女に親しみを覚えて行くのですが、また彼の人生も語られると言うフランス映画でした。

主役の92才を演じたのはリーヌ・ルノーと言うシャンソン歌手、俳優、今現在94才、撮影時は等身大の92才だったようです。

主人公マドレーヌが生きた1950年代は女性は夫の許しがなければ何も出来なかったと言い、フェミニズム問題にも言及する内容でもありました。

怒ると老ける、笑うと若返る、と言うセリフが出て来てなるほどと思いました。

劇中歌として流れた歌がシャンソンではなく英語の歌で何故と思ったのですが、リーヌ・ルノーはアメリカでも歌って活躍していた為か、或いはマドレーヌの人生がブルース的だったからかとか?思ったりして。

作品はプロットとしては「最強の二人」と似てるかも知れなくて、可もなく不可もなくと言う私は皮肉的と言うよりはフランス映画にもっと期待していますからなのです。

映画館に着いた時前の回が終わり観客が出て来ていたのですが何とも高齢女性の多い事、私が見た回も高齢夫婦や高齢女性のグループがほとんどでした。私もその一人ですが。


主役のリーヌ・ルノーのシャンソンを聴いてください。劇中では歌ってはいません。とても素敵な歌声です。


Line Renaud - SOUS LE CIEL DE PARIS


劇中出て来た歌の一つ、エタ・ジェームズのAt last、ちょっとドキドキする歌詞です。


Etta James - At Last - Lyrics


ルイ・アームズストロングの名曲をダイナ・ワシントンが歌ってました。やはり上手い。


On The Sunny Side of the Street - Dinah 


ダイナ・ワシントンといえばこの曲は必須です。この映画の中では歌われてませんが懐かしく思い出して歌いたくなりました。


Dinah Washington: What Difference A Day Makes

確かに恋は一日で人を変えてしまいますね。

歌詞が素敵。

和訳すると縁は異なもの?何か少し違うような、無理して日本語にしないで欲しいかな。

そんな時代もあったと過去形にせずに今も気持ちは大事ですね。と、思うけど、やはり歌の世界だけで充分だなあ。


YouTubeの貼り付けでうざいなと思わずたまには聴いてみてくださいね。

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