催花雨と書いてさいかうと読む
神宮外苑の銀杏並木です。
新緑の候です、皆さまお元気でしょうか。
日一日と緑が伸びて行きます。
こんな風にすくっと真っ直ぐに伸びて行きたい。
人間だもの、心に屈託の一つや二つ抱えて、しみじみそう思います。
晩春と呼ぶ初夏前のはずが低温の日が多く衣替えも中々進みません。昨日は雨が一日中降り寒かったです。
3月から4月にかけて降る雨は歳時記では催花雨さいかうと呼ぶそうです。この時期の雨は花を咲かせるに大事な雨だそうです。
藤の花とジャスミンがコラボしていて馥郁たる香りを漂わせています。
この時期桜の散った後の空虚さを花水木が補ってくれます。
花水木は花も実も紅葉する葉までも愛でる事が出来る優れものですから日本に定着するのも納得です。
昔夫の転勤で住んだメリーランド州の家の裏庭に花水木の木があり、ある日雪が降り白銀の世界になったところに実をを啄みに来たのか真っ赤なカーディナルが止まるのを見たことがあります。もうかれこれ40年も昔の事ですが、その白い雪と赤い小さな実と真っ赤なカーディナルのコントラストがいまだに目に浮かびます。
朝ドラのオープニングで最初に映るのが紀伊上臈杜鵑です。黄色い花が垂れ下がって咲く姿の優美な事。
私のは冬の間姿を消していましたがここまで伸びて来ました。これからの暑さで葉焼けしてしまわないようしなければです。
9ヶ月過ぎてハイハイしまくりの坊やはムチムチしています。これもまた今だけです。
あっと言う間に立ち上がり歩き出してベイビーの頼りなげな姿態は一瞬で消え去ってしまいます。
こんな天使を思い出すのですが贔屓目だと笑われてますね。すみません、アホなババです。
この子の兄は五年生になり反抗期なのか一筋縄ではいかなくなっていて難しい年頃で、この子の天使度が余計増してます。笑。