memory-2021のブログ

寄り道脱線系ブログです。

ウィーン旅⑪素敵な朝食とナッシュマルクトとオペラ座と

ウィーンのホテルのエレベーター横に飾ってあったエゴン・シーレの絵。

ホテルの朝食ビュッフェにはなんとシャンパンとキャビアがあるんですよ。朝から飲まずにいらりょうか?いや、いられない😆💦

ガラス張りの素敵な朝食会場です。

この長い旅行中5本指に入る美味しい食事になりました。朝ですから一杯だけです。🥂

2日は朝マック、3日間は朝食ビュッフェ。

と言うのも実際には大した物を食べてなかった今回の旅行ですから、朝ぐらい少し高いけど美味しく食べたい。ユーロ高のせいもあるのですが、予定がコロコロ変わったりしたから、昼と夜はホント、旅行ってこんなに美味しくないものばかりなん?と思いながらでしたよ。💦


やはりウィーンに来たら、ウィンナーシュニッツェルはと頂きましたが、旅も後半になるとお料理が食べきれないのはわがままか?年のせいか?


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ウィーンのナッシュマルクトと言う市場に行きました。

市場とレストランがあります。

オリーブに種類もあるのはわかるのですがサイズもさまざま。

真ん中は確か中近東のパンやお菓子でした。

冬なのにマンゴスチンなど南の果物まで売ってました。

もちろん日本の柿もみかんもあるのですよ。


夫は週末にはナッシュマルクト市場に併設される蚤の市に行くのを日本にいる時からとても楽しみにしていました。

指輪が欲しくて探してました。

結婚式で指輪交換したけれど、結婚指輪はずっとしない派の人でした。指輪をしない内にサイズアウト。(結婚してから20キロ体重増えた人)💦最近結婚指輪をしてる男性が多くなりましたね。

でも今欲しいのは遊び心のあり指輪だそうで、他にもう一つ選んでました。気に入ったのが見つかって良かったね。



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憧れのウィーンの国立歌劇場。

英語でスティトオペラ、ドイツ語てシュタッツオーパー。

ケルントナー通り側が正面かと勘違いしてました。

パリのオペラ座はやはり別格だと昨日の今日だからか余計そう思いますが、やはりこちらシュタッツオーパーには独特の荘厳さがあります。

私はパリは京都、ウィーンは奈良だと思ってます。

近年は京都よりずっと奈良に惹かれてるけどね。

日本ではチケットは売り切れと言われたけど、現地に来てみるとない事はないのだけど(ある事はある)あまりにも辛いこの席、どう思います?三階席、日本で言う四階席。身体を乗り出さないと全体は見れない、しかし怖い。手すりが崩れて私諸共下に落ちる想像が頭を離れない高所恐怖症。💦

しかし演目は楽しめました。席が良かったらもっと楽しめたはずだけどとも言える。←しつこい。笑。

時代背景を現代にしたイタリアオペラ(喜劇)でした。

マノンではなくドン・パスクァーレ。

歌舞伎にも演劇にもこのような内容がありそう、オペラは日本では歌舞伎だなと思いました。

ドンとドクターとの掛け合いのように歌うのが見どころで、歌手の腕の見せどころなのだと思いました。

指揮者が若かったけど見事でした。

主役二人も錚々たる実力者なんですね。

ドンの役の方はお腹に巻き物をして太られてました。本当はイケメンなのに。

ソプラノの方は南アフリカ出身の方でしたね。

オペラはやはり面白くて楽しかった、高い場所で怖かったけどね。

大好きなウィーンでオペラが聞けて良かった一夜でした。

ウィーン旅🔟絵画芸術とイエズス会教会と

昨夜記事を書いたのですが、

美術史美術館の所蔵する絵画記事拝観を書き終えて、タイトルをつける為にこれまでの記事を見ようと戻り、また記事に戻るはずが瞬殺で記事が消えていたのです。

何が起こったのか理解出来ずまさに失意のうちに寝る事にした私。

同じ記事を書く気になれず、と言うのも自分の気に入った絵画を載せるのも読みに来てくれた人にも大して面白くもないかなと思ってやめようと思いました。確かに画集でも見れば良いことかも?

と言う事で一枚だけ載せようと思います。


ヨハネス・フェルメールです。

オランダではデン・ハーグのマウリッツハイス美術館には行かなかったのが悔やまれますが、国立美術館では4枚(小路、恋文、牛乳を注ぐ女性、青衣の女性)見る事が出来ました。

更にルーブル美術館では所蔵する(レースを編む女性、天文学者)を見ました。

そして美術史美術館で見たのは「絵画芸術」。

フェルメールの現存する37枚ほどとも言われている絵画のうち最大の大きさ、130㎝×110㎝あります。

彼の絵画の持つ寓意性など良く言われていますがこの絵も同じく。

当時絵の具としてのラピスラズリなどの青色は金にも匹敵する程高価だったそうです。

フェルメールの晩年は支援者を失い沢山の成人しない子どもたちを抱えて大変だったそうですが、この絵だけは手放さなかったと。

かのアドルフ・ヒトラーは、ウィーンの国立美術アカデミーの入学試験に失敗したそうですが、1933年から45年までの間に絵画や美術品を力任せに集めてました。それをオーストリアの岩塩坑に隠し持ってた事で知られてますが、その中にこの絵画芸術があったそうです。

10年ほど前に見た時はこの絵はこの美術館の奥まった部屋にひっそりと置かれていましたが今は世界中でフェルメールが大人気になり、今回は明るい大きな部屋に置かれていました。

文学部だった頃プルーストを勉強していてフェルメールを知り、夫の転勤でワシントンD.C.に行った時にはスミソニアン博物館にまず真っ先に見に行きフェルメールの絵のポスターを買った事を今でもはっきり覚えています。

その当時を思い返しても、今回何枚も見る事が出来た私はとても幸せでした。


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私たちの旅のお約束になっている日曜日には日曜礼拝に行く‼️今回はイエズス会教会でした。

シュテファン寺院の裏の方にあり、敷地は元ウィーン大学内だそうです。

10時からの礼拝かと思っていたら歌声が聞こえ、もう始まってるかと焦ればそれはクリスマスに向けてのモーツァルトのメサイアコンサートの為の練習でした。

ヘンデルのメサイア、モーツァルト編曲が正しいのでしょうか。

この教会も荘厳な素晴らしい教会でした。

イエズス会は男子修道会だそうです。

この教会の天井絵が騙し絵だと聞いていたのですがゆっくり見る間もなかったのが残念でした。

そしてこの合唱と楽団の練習が実にお見事でした。

メサイア本番に行けないのが惜しまれました。

楽団にはウィーンフィルで活躍されてる演奏者も参加されてるとネットにありました。

10時半から日曜礼拝は始まったのですが、続々と信者が入って来てあっと言う間に満席に、5人掛けかと思っていた長椅子は6人掛けに、更に補助椅子も沢山出され、そして遂に立ち見までも。

途中現金箱が回って来た時点で私たちは退席し、席を譲りました。

この教会がすごいのか、イエズス会がすごいのか?

圧倒されました。

ウィーン旅9️⃣エリザベートと美術史美術館と

パリの空港で日本に帰る妹と暫しの別れと思ったらちょっと泣けました。お互い、妹はひとりで帰る心細さと頑張らねばと言う思いと、私たちはまだ続く日程への思いでまたすぐ気を取り直しましたが。笑。

もっとも妹は羽田に着いて、人のスーツケースを取り違えて持ち、京急を反対の横浜方向に乗ると言う事をしでかし大変な帰り道だったそうです。💦おバカだけど好きだよ。笑。


ウィーンに着きました。やはりここでしょ、シュテファン寺院とケルントナー通り。

グラーベン通りのペスト終焉記念碑。

コロナ終焉はいつになるのか。

ケルントナーからグラーベン、そして王宮へと続く通りはやはり観光客で溢れかえってました。

夫のお気に入りの洋服のお店はクローズしていました。

そのお店に来るのをこの5年間楽しみにしていたのですが、やはりコロナの影響なのか?

ウィーンの街はお馬さんとお馬さんの排出物の匂いがします。

着いた翌日は街歩きをした後グラーベン通りにある聖ペーター教会のオルガンコンサートに行きました。

壮麗なる教会内部と厳かに響くパイプオルガンの音色にひとしきり浸りました。ちなみに無料コンサートです。

今回は観光客目当ての場所はやめようと話し合っていましたが、シシィミュージアムだけは行ってみました。

ハプスブルグ王家の王妃エリザベートの美術館です。

生まれてからアナーキーなテロリストによって倒されるまでの一生を、ドレスや写真、部屋の調度品、旅行に使われた列車の車両内部まで再現されてます。

ここは写真撮影が禁止されてたので一枚も撮れなくて残念。

実は宝塚を何年間か見ていた時期があり、エリザベートは何人かが主役をなさるのを見ていたのでその生涯を私は詳しいです。(エヘン)自慢。←アホ。💦

この美術館は想像を超えて充実していました。いくら見ても見飽きない素晴らしさはシシィの魅力かハプスブルク家の栄光と翳りゆえか。

ウィーンにいらっしゃる方にはおすすめします。

エリザベート妃は確か172センチでウェストが52センチってあり得ないと思うのは私だけ?


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さて今回も旅のお目当ては美術館巡りです。

ウィーン美術史美術館。

ここの美術館に来るのは4度目、大好きな美術館でのどかに見る事が出来るはずがコロナ禍過ぎてやはり混んでました。

しつこくてすみません、オランダから付いて来る、いや私が付いているのか?ここでもレンブラント展が特別併設されてました。レンブラントとその弟子宮廷画家ホーホーストラテンなどの作品70点でした。

額縁の中の少女。

しとやかな楚々とした少女で大好きな絵ですが、これは騙し絵です。額縁の中から手が出てるのが見えます。

額縁の中の額縁の中少女って?


海外の美術館の素晴らしさは、展示されている絵だけでなく、館内の明かりや、壁の色、床や廊下、天井の高さなどが絵の雰囲気を損なわなず、説明文やその周りの余白部分の取り方もきちんと考えられていてすべてが完璧で美しいところで、絵画に接近禁止的な柵もなく、写真も自由に撮れる事です。

レンブラント シメオンの賛美の歌。

シメオンが一眼で生まれたばかりのイエスは人並みならない赤ちゃんである事を認めた絵。

このように素晴らしい絵を簡素な説明と斜め写真で申し訳ないです。

エルサレムの滅亡を嘆くエレミア by レンブラント。

サミュエル・ファン・ホーホーストラテン

真実の勝利

同じく、ウェストミンスター修道院

自身の肖像画。

レンブラントの弟子のホーホーステインでした。

まだ美術史美術館時代の絵画がありますが次に続きます。