富士山と骨董市と
五泊六日の旅を終え東京に戻りました。
行きは雲に隠れて全く見えなかった富士山でした。帰路は見えました。
浜名湖を過ぎると今日はどんな姿で現れるかワクワクします。
春霞のように霞と雲がかかる富士山でした。
いつどこから眺めても勇壮でかつ優美な姿です。
今回の旅は岐阜、大阪、奈良と京都をそれぞれ回り四日間過ごしました。
残る一日はかつての夫の職場の十人程の若い人たちが私たちの宿に来て皆んなで宴会になりました。勿論除菌に気を付けて。
デパ地下で惣菜を買って並べたり、宿についているキッチンで少し煮炊きして、飲み物も揃えて。
京都を離れて十年近く経っても慕って会いに来てくれるご縁は有り難いです。
帰る日は北野天満宮に行きお参りしてから天神市、つまり菅原道真の月命日である25日に開かれる骨董市を見て回りました。
状態も良く色合いも綺麗だったので買ってしまいました。
白地に淡いグリーンがかった名古屋帯です。
春先に締めたら良さげな辛夷かはたまた木蓮か。その時期しか締められないのですがやはり季節の柄行の帯は楽しいです。
二野口さんでした。こんな買い物が好きです。💦
気に入っていた九谷の小皿を割ってしまっていたのでネットで買おうかと思ってた矢先でした、骨董市で見つけました。一枚500円でした。
もっと茶道具など他にも見たかったのですがあまりの暑さに熱中症になる恐れを感じ退散しました。
新幹線で私たちの前の席に座っている人はずっと読書をしていてとても静かな人でした。
東京に着く寸前に荷物を下ろしたりして通路に出た時お顔を拝見して気付いたのですが百田尚樹さんでした。
最近YouTubeで良く見るのが百田尚樹の日本国紀だったり、橋下徹氏との時事問題の応酬だったりで日々更新を楽しみにしているので、思わず話し掛けてしまいました。
持ち合わせがなかったので雑誌にサインしてもらいました。
何故かチャーチルのページでした。笑。
百田尚樹さんはマスクやワクチンは個人の自由論者のようです。どちらもするつもりはないと言っています。
最近通りすがりに見かける外人さんたちもマスクをしていない人が増えています。
小心者の私は三回目ワクチン接種をしていても自由にはなれそうにありません。