出光美術館に、仙崖展を見に行く
先日ミッドタウン日比谷に映画ダウントンアビーを見に行きました。映画館ロビーから見える雨に煙る皇居方面があまりにも綺麗だったので撮りました。東京って時折りたまらなくいいなあと思わせてくれる景色があります。
さて都心づいてる今日は有楽町まで出光美術館に仙崖展を見に行きました。
あの「海賊と呼ばれた男」のモデルとなった出光佐三が気に入って千点ほど集めたそうです。
仙崖はユーモラスな画風、しかし何でも描いてしまう画、筆共に素晴らしい禅僧さまでいらっしゃいます。
描けないものはないと言われるほど、自然、動物、植物、仏様、七福神まで描いていて、依頼者が引きも切らず押し寄せ絶筆の碑を建てても意味がなかったそうです。
仙崖の手にかかると利休さまもこの様な表情になります。しかも大層尊敬していたそうです。
これを説明したのがこれです。↓
すみません、いつも説明不足なあなた任せのブログです。
また感慨深かったのが禅僧でありながら仏教、神道、道教など色々な宗教を受け入れてそれを画に描いてる事です。何でも受け入れる度量の深さがその人間性の素晴らしさを表しています。
お軸も見事な揮毫です。
頂いたチケットで行ったのですがこんな出会いがあるのかと思う程に仙崖との素敵な出会いでした。