間違いだらけの映画鑑賞
ザ・メニューと言う映画を間違って見に行ってしまいました。孤島のレストランで有名シェフによるコース料理が招待客に振る舞われる夢のような垂涎必死の映画かと思ってしまってた私。
(あ、ちなみにこれから見に行きたいと思ってる人は読まないで下さい。)
孤島のどんな景色が?どのような絶品料理が出てくるのか?と期待していたのですよ。
映画の半ばに起こった銃声からの何これ?のシーンの理不尽な死が続いて私はぞーっとして手で顔を覆って指の間から覗き見していましたが、暗がりの中バッグの中を手探りで携帯を掴み時間を見ると終わるまでにはまだ30分以上はある。全員生きて帰れないと宣言されて、つまりそこから終盤に向けて更なる残酷シーンが展開するはずと読み、もう無理、私には無理だからと隣の夫に囁き退出しました。こんなの初めて。
お料理の数々もヌーベルキュイジーヌ風で血や死やらの中で見るべきでもなく美味しく思えなかったなあ。
さあ、その30分どうやって夫を待とうかと椅子を見つけ座って5分も経ったくらいで夫を発見。
夫もホラー映画とは知らず心の準備が出来てなかったから出て来たと。
大概ネタバレや評価を見てから映画を見るのですがいかんせん昨日が公開日初日でした。
あ〜やはり私には猟奇的なホラーものは無理でした。人の命をそんな風に扱う?と真っ当な思いに至ってしまい、先だってもアガサ・クリスティのそして誰もいなくなったを見てガッカリ、これもホラーだなと。そもそも推理小説自体読みたくなくなってから久しい。
しかし製作者側になってみたら、この手の作品って監督にも演じる人たちにも面白いに違いないと思えます。善良な市民役より悪役の方が演じて面白いに違いないし。
映画館を出てからの六本木ヒルズのクリスマスツリーが眩かったです。✨
ここにもツリーが。
年々装飾の時期が早まるように思うのは私だけですかね。
以前学習塾のお手伝いをしていた時に通って来ていたインタネナショナルスクールに通う幼児の女の子が中々気分屋さんで学習に集中させるのに手を焼いていたのですが、12月の始め街がクリスマスの飾りで華やぐ頃に、Almost Christmasだね〜と呟いたのを今の時期になると思い出します。お転婆さんだったけどオールモストと言う彼女の言葉に詩的なものを感じたものでした。
夫は心の準備が出来てなかったから驚いて退出したけど、最後がどうなるか見たいから、それとリアルな残虐シーンはなかったのでまた見に行くそうです。